財務状況も審査対象となります
補助金を申請しようと考えている場合、事業の財務状況があまり良くないという事はよくある事です。
しかし、補助金申請においては財務状況も審査対象となってしまうのです。
「そんな、財務状況が悪いから補助金が欲しいのに」
と思われるかもしれませんが「補助事業を健全に遂行できる財務状況にあるか」は、補助金審査の大切な要素のひとつです。
補助事業を完遂する前に倒産に追い込まれてしまっては元も子もありません。
資金がほとんどなく、資金繰りも苦しい状態ですと、すでに補助金を使って事業を回復させようという段階は過ぎていると考えられます。(その段階では補助金でなく別の手段を取るべきと言えるでしょう。)
健全な財務状況で補助金を申請しましょう。
健全な財務状況とは
補助金申請において健全な財務状況とは、一体どういう状況でしょう?
実は明確な指標があるわけではありません。
ですが、事業計画書に「〇〇という理由で財務状況に問題はありません」と説明できる指標が最低1つは欲しいところです。
例えば、「借入金は多いが、流動比率は〇〇%で資金繰りに問題はなく、補助事業を健全に遂行できる」とか、「売上は激減しているが、現金・預金は〇〇円あり、まだ財務状況に問題はない」等、何かしらアピールできる指標があれば、採択される可能性は高くなっていくようです。
逆にアピールできる指標が一つもない(現金・預金が少ない、流動比率も低い、自己資本比率も低い等)と、なかなか「補助事業を健全に遂行できる」とアピールできなくなってしまいます。
財務分析をしましょう
もし財務分析をした事がないのであれば、補助金申請を機に「財務分析」も行ってみるといいでしょう。
流動比率や自己資本比率など簡単な指標であれば、ご自身でも計算できると思います。
支援者に相談して、財務状況を把握するのもお勧めです。
難しい分野ですが、分かると面白いのでぜひ挑戦してみてください。
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