計画は変更できるのか?
補助金申請において、「計画の変更」はできるのでしょうか?
結論から言いますと、『程度によってはできる』となります。
変更したい時はどうすればよい?
補助金に申請して採択されたものの、途中で計画を変更したくなることは、ままあることです。
例えば、「A機器をB機器に変更したい」や「自社サイトを作るのをキャンセルしたい」等、色々あるかと思います。
では、変更したい時は勝手にして良いのでしょうか?
それは「変更の程度」によって変わってきます。
「軽微な変更」であれば、特に手続は必要ないですが、「ある程度の変更」は変更届の提出が必要になる場合あります。
また、程度が大きすぎると認められない事もあります。
どの程度の変更で、手続が必要になるかは補助金によって違いますので、変更が生じる場合には、必ず事前に事務局に問い合わせて確認いたしましょう。
「軽微な変更」とは例えば「A機器と同等の性能で値段も同じくらいのB機器に変更する」といったケースです。
ただし、「A機器が終売により手に入らない」等の正当な理由が必要となります。
ある程度の変更とは例えば「A機器の購入をやめて、その分の金額を工事費に上乗せしたい」といったケースです。
この場合も正当な理由が必要です。
いずれのケースも認められるかは事務局次第ですので、事前に問い合わせておく必要があります。
変更の程度により、「そのまま進めて実績報告時に変更した内容を報告してください」や「変更する前に変更の承認申請書を提出してください」などといった指示を受けることになります。
根本的な計画変更は厳しいかも
それでは根本的な計画に変更が起きた場合はどうでしょう?
例えば、「フードのテイクアウト」と「ウェブサイトによる全国通販」という事業計画において、「ウェブサイトによる全国通販」をやめるという計画変更はどうでしょうか?
一概には言えませんが、事業計画の根本に関わる部分が変更となりますので、認められない可能性もあるかと思います。(あくまで事務局に確認してみないと分かりませんが)
あくまで「根本の事業計画は変わらない」という軸は必要かもしれません。
変更が生じそうな時は相談しましょう
計画に変更が生じそうな時は、変更する前に、支援者や事務局に相談しましょう。(支援者に相談した場合も最終的には事務局への相談は必要です)
また、そもそも変更が生じないよう、最初に事業計画を立てる時点で綿密な計画を策定することをお勧めいたします。
補助金に関すること、
お気軽にお問い合わせください
(※経産省の補助金が主となります)
- 時間がなくて事業計画書が作れない
- 事業計画書の作り方がわからない
- 何をしたらいいのかわからない
092-834-5093
受付時間/9:00-18:00(休業日/土日祝日)