初めてであれば厳しい
補助金申請における事業計画書の作成は、自分1人(申請者自身)でも出来るのでしょうか?
もし、「事業計画書自体作るのが初めて」であれば、厳しいかもしれません。
ただし、補助金ごとに求められる事業計画書のレベルが違うので、申請する補助金次第かとは思います。
各補助金の事業計画書のレベル
それでは代表的な補助金の事業計画書のレベルを見ていきましょう。(あくまで主観となりますので、ご了承ください)
- 事業再構築補助金→難しい
- ものづくり補助金→難しい
- 持続化補助金→普通
といった感じかと思います。
この3つの中で、初めて事業計画書を作る人でも作成できる可能性があるのは「持続化補助金」だと思います。
持続化補助金の事業計画書のレベルはそれほど高くないので、初めての方でも1ヶ月ほど頑張れば、採択されるレベルのものを作れるかと思います。
事業再構築補助金とものづくり補助金に関しては、求められる事業計画書のレベルが高いですので、初めて事業計画書を作る方であれば3ヶ月頑張って何とか形になるという感じかと思います。
それでも採択されるレベルに達するかと言えば、厳しいのではないかと感じています。
補助金で求められる事業計画書とは
補助金申請で求められる事業計画書は、通常の事業計画書とは少し違います。
何が違うかと言いますと、「ポイントを押さえて、決められた枚数以内で作成する」という点です。
通常の事業計画書であれば「事業が成功するためのポイントを押さえる」ことが大切ですが、補助金の場合はプラス「その補助金の審査項目を押さえる」ことが重要です。
つまり、「記載内容が増幅していく」のです。
しかし補助金では事業計画書の枚数は「〇〇枚以内」と定められています。(オーバーしても落ちるわけではないですが、減点対象となります)
その「増幅した内容を規定枚数以内にうまく収める」ことは非常に難易度が高く、事業計画書を作成した経験がないと、なかなか難しいものとなります。
実際に補助金に採択された事業計画書を見ると、その「ボリューム感」に圧倒される事が多いと思いますが(事業再構築補助金では採択された事業計画書がいくつか公開されています)、本当に難しいのは「必要な情報のみを残す」ことです。
事業計画書は勉強しながら作ってみると、どんどんボリュームが増えていきます。
そこまでは多くの方ができると思いますが、その先の「必要な情報のみを残す」事はとても難しく、採択されるレベルの事業計画書にする事はなかなかできません。
支援者と一緒に作成することをおすすめします
事業再構築補助金とものづくり補助金に関しては、支援者と一緒に事業計画書を作成することをお勧めいたします。
「それは、あなたが支援者だからそう言うんだろう」という声が聞こえてきそうですが、、、確かにそうですが、事業計画書の作成は本当に大変です。
まず、作成のために必要な知識や情報を入手するのに大変な時間と労力を必要とします。
ですが、支援者と一緒に作成すれば、そういった時間を大幅に短縮することが可能です。
支援者の適切なアドバイスの元に事業計画書を作成すれば、本業に集中する事もできます。
ぜひとも支援者と一緒に事業計画書を作成されてみてください。
補助金に関すること、
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(※経産省の補助金が主となります)
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