持続化補助金の実績報告でしてしまうミス

今回は小規模事業者持続化補助金の実績報告の時にしてしまいがちなミスについて見ていきます。
実績報告は非常に煩雑な手続きでミスも起こりやすいので、事前に気を付けるポイントを確認しておきましょう。

この記事は、2023年5月時点における商工会議所地区小規模事業者持続化補助金ホームページ記載の実績報告の説明を元に、作成しております。実績報告のやり方は頻繁に改正されることがありますので、ご自身が実績報告をされる際は必ず公式のホームページを確認して、この記事内容は補足的に参照されてください。

古瀬行政書士事務所では、交付申請や実績報告のサポートを承っております。
認定支援機関ですので、安心して、お気軽にお問合せください。
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実績報告時のよくあるミス一覧

以下のものが、実績報告時のよくあるミス一覧です。

・写真
・支払いタイミング
・取り組みの完了
・相見積書
・配布先リスト

写真

補助金で導入した成果物の写真が必要になりますが、『設備処分前の写真』『工事前の写真』等は、忘れてしまうと後から撮り直すことが不可能になってしまいます。
処分前、工事前に必ず写真を撮っておきましょう。
また、ビフォーアフターが分かりやすいように『同じ角度』で写真を撮るようにしましょう。

その他にも『展示会出展時の写真』『インターネット広告の掲載画面』等も忘れないように注意しましょう。

支払いタイミング

補助対象経費の支払いタイミングは『補助事業実施期間中』に完了するようにしましょう。
『補助事業実施期間中』は公募回ごとに設定されていますので、必ず確認してください。
また、実績報告の報告期限とはズレがありますので、確認ミスにも注意が必要です。

クレジットカード支払いの場合は、口座から使用金額が引き落とされるタイミングが期限内でないといけません。
購入タイミングに注意しましょう。
また、分割支払いの場合も『補助事業実施期間中』に支払いが完了しなければ補助対象外となってしまいます。

取り組みの完了

補助事業実施期間中に『取り組みを完了』しなければいけません。
『取り組みを完了』とは、購入しただけではなく、実際に使用する必要があるということです。

機械を購入したのであれば、設置して使用しなければいけません。
ホームページを作成したのであれば、公開しなければいけません。
新聞や雑誌等に広告を載せたのであれば、それらが発行されていなければいけません。

これらの条件を満たしていないと、補助対象外となりますので注意しましょう。

相見積書

税込100万円超の取引の場合は相見積書が必要になります。
また中古品を購入する際も相見積書が必要です。
なお中古品は税抜50万円以上のものは購入することができません。

配布先リスト

チラシ等の配布物がある場合は、配布先リストを作成しなければいけません。
配布日付、枚数、配布先(〇〇町、店頭にて等)、使用使途を記録しておかなければいけませんので、注意しましょう。
配布先が具体的に分かる場合は名簿も提出する必要があります。

補助事業実施期間中に配布できなかった分は補助対象外となりますので、注意してください。

まとめ

以上、小規模事業者持続化補助金の実績報告時によくあるミスを見てきました。
写真などはあとから撮り直せませんので、十分に注意しておく必要があります。

実績報告に自信がない場合は、当事務所でもサポートを承っております。
お気軽にお問合せください。

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