補助金申請最初にやること〜GビズIDの取得〜

補助金申請において最初の手続き

補助金申請をする際に、最初にやっておくべき手続きは『GビズIDプライム』の取得です。

最近の補助金は電子申請であることが多いのですが、この電子申請を行う際に必要なのが『GビズIDプライム』です。

GビズIDとは

GビズIDとは、「法人や個人事業主」が「インターネット上で行政手続き」を行うための、認証システムのことです。
GビズIDを取得することで、補助金申請だけでなく、社会保険の手続き等が電子申請可能となります。

行政への電子申請は今後拡大していく事が見込まれており、GビズIDの取得は、補助金申請だけでなく有用なものとなっていくと考えられていますので、まずはGビズIDを取得しましょう。
また、事業再構築補助金で必要となるミラサポplusへのログインにも必要となります。

GビズIDの注意点と取得方法

GビズIDは公式サイトから取得申請します。

GビズIDを取得申請する前に下記の注意点をご確認ください。

発行無料

GビズIDの発行や使用は無料です。（将来にわたってお約束するものではないそうです）
ただし、発行には印鑑登録証明書を郵送する必要がありますので、印鑑登録証明書発行手数料と郵送代が発生いたします。

発行までの期間

GビズIDは申請から発行まで１〜２週間程度かかります。（不備がない場合）
ですので、補助金申請締め切りギリギリに発行申請しても間に合いません。
余裕を持って発行申請いたしましょう。

GビズIDプライムを発行する

GビズIDには「プライム」「メンバー」「エントリー」という３種類があります。
補助金申請に必要なのは「プライム」ですので、間違わないようにいたしましょう。

印鑑登録証明書が必要

GビズIDプライムの発行には印鑑登録証明書が必要になります。
発行申請の際に、会社の所在地を入力する必要がありますが、「印鑑登録証明書と同じ記載」にするように気をつけましょう。

また、個人事業主の場合は「印鑑登録証明書記載の住所（自宅）」が所在地となりますので、気をつけましょう。
※１番不備が多いミスです。

IDとパスワードは人に教えない

GビズIDのIDとパスワードは原則第三者に教えてはいけません。

第10条　利用者は、その利用するアカウントのID及びパスワード並びに二要素認証を行う場合にあっては当該認証に係る端末情報（以下「パスワード等」という。）の一切の管理義務を負うものとし、自己の責任の下に当該アカウントに係るパスワード等を管理し、みだりに他人にこれを開示し、又は使用させてはならないものとします。

２　gBizIDプライムの利用者は、当該アカウントに係るgBizIDメンバーを発行した場合においては、当該gBizIDメンバーを管理し、及びこれに管理させる義務を負うものとします。

３　利用者は、ID又はパスワード等の紛失、不正使用、盗難等について一切の責任を負い、本サービス提供者はこれらの事由による利用者の損害について一切の責任を負わないものとします。

GビズID利用規約より

ログインにはワンタイムパスワードが必要

GビズIDのログインには、IDとパスワードを入力した後、携帯電話に送られてくるワンタイムパスワードが必要です。
SMSを受信できる携帯電話を用意しましょう。

GビズIDプライムの取得方法

GビズIDプライムは下記サイトの「さっそくGビズIDを作る」ボタンから、申請していきます。
発行申請は難しくはありませんが、具体的な申請方法は下記の公式動画をご覧ください。

https://gbiz-id.go.jp/top/

➡︎『補助金申請サポート』のページに戻る