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事業計画書を作る時はまずこれを意識しましょう
補助金申請における事業計画書の作成では、まず『分かりやすく書く』ことを意識しましょう。
「なんだ、そんな事か」
と思われるかもしれませんが、実はこれが『ものすごく大事でものすごく難しい事』なのです。
分かりやすく書くことは難しい
事業計画書を分かりやすく書く事はとても難しい事です。
なぜなら、補助金における事業計画書における記載ボリュームはかなりのものだからです。
補助金に採択されるためには「補助金の審査項目に答える内容」である必要があります。
持続化補助金であれば大したことはないですが、事業再構築補助金やものづくり補助金の場合は、一つ一つの審査項目に答えていくと、かなりのボリュームになります。
さらに補助金では事業計画書の枚数に制限があります。
その制限枚数以内でボリュームのある内容をまとめるのは至難の業とも言えます。
「伝えたい事はいっぱいあるのに、入りきれない!削る事が多すぎる!」
となると、分かりやすい内容にする事がどんどん難しくなっていくのです。
試しに、事業再構築補助金の公式サイトで公開されている採択された事業計画書例をご覧になってみてください。
分かりやすく作られているとは思いますが、それでも『分かりにくい』のではないでしょうか?
いかに『分かりやすい事業計画書』を作るのが難しいかを感じる事ができると思います。
審査する時間は限られている
また、審査官が事業計画書を審査する時間も余裕があるものではありません。
補助金ブームと言われる昨今、数多くの申請が殺到し、1人の審査官が抱える案件は非常に多いものと推測されます。
その限られた時間で見る事業計画書が『分かりにくいもの』であれば、伝えたい事が伝わらずに低い評価となってしまうかもしれません。
どれぐらいの時間をかけて審査するかは、審査官やその時の状況次第ですので一概には言えませんが、『分かりやすい事業計画書』にする事は、審査官がより深く事業計画を理解できる事に繋がりますので、採択のためにはとても大切なポイントとなるはずです。
分かりやすくするポイント
少しですが、分かりやすくするポイントを挙げておきます。
①言葉を簡単にする
事業計画書はそれぞれの専門的な事業の話になります。
ですのでついつい専門用語が多くなりがちですが、審査官がその分野に詳しいとは限りません。
なるべく『分かりやすい言葉』で説明するようにしましょう。
②詰め込み過ぎない
事業計画を考えていくと、あれもこれもと、どんどんアイデアが湧いてくる事があります。
しかし、あまり多くの要素を入れすぎると、内容が複雑になってしまい『分かりにくい』事業計画書となってしまう危険があります。
アイデアが沢山ある事は素晴らしい事ですが、それらを勇気を持って削る事も大切です。
③図や表を使う
文字ばかりでなく、図や表を使用することも分かりやすくするポイントです。
しかし、図や表はスペースを多く取ってしまいますので、記載したい内容が入らなくなる事にもなります。
ですので私のお勧めは『図より表』です。
表であれば、中には説明等の文章を入れられますので、分かりやすく且つ説明ボリュームも稼げます。
図はパッと見の印象はいいですが、スペースを取り過ぎるので、使用回数に注意しましょう。
分かりやすくを常に意識
事業計画書を作成する場合は、常に『分かりやすく』を意識して作成しましょう。
それが採択への重要なポイントとなります。
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