IT導入補助金の外部支援サポートは頼むべき？

IT導入補助金の申請サポートとは

今回はIT導入補助金の支援は誰に頼むべきか？ということについて解説していこうと思います。
IT導入補助金は独特の申請制度であるため、まずはその制度について理解する必要があります。

IT導入補助金の申請制度

IT導入補助金では、申請の制度が通常の補助金とは違うイレギュラーなものとなっています。

IT導入補助金は『申請者』の他に、『IT導入支援事業者（ITベンダー）』という制度が存在します。

『IT導入支援事業者』とはIT導入補助金に登録しているIT事業者のことです。
IT導入支援事業者は、ITツールをIT導入補助金に登録しています。
申請希望者は、その登録されているITツールから、希望に合ったITツールを選択することになります。

つまり、ITツールであれば何でもいいわけではなく、登録されたITツールでないと、補助金申請できないことになっています。

また、申請は『IT導入支援事業者と共同』で行います。
IT導入支援事業者が申請者を主導して、申請を行いますので、IT導入支援事業者の役割が非常に大切となります。

IT導入補助金申請の支援サポートとは

ですので、申請者が「IT導入補助金の支援サポートを外部専門家に依頼したい」と思っても、「IT導入支援事業者」がそれを了承してくれなければ、支援内容はあまり良いものとはなりません。

申請者が申請時に入力する項目はあまり多くはないので、その部分だけをサポートしてもらっても、それほど意味はないでしょう。
ただIT導入支援事業者が外部支援を了承し、申請者とIT導入支援事業者のどちらの作業に対しても、支援サポートをすることを了承するのであれば、支援を依頼する意味があるでしょう。

こういった事業があるので、補助金支援をしている外部機関に「IT導入補助金の申請をサポートしてもらいたい」と問い合わせても、「IT導入補助金はIT導入支援事業者と一緒になって申請するので、IT導入支援事業者に聞いてみてください。」と言われることも多くなっております。

IT導入支援事業者も申請に慣れているとは限らない

しかし、IT導入支援事業者が申請に慣れているとは限りません。
『登録はしたものの、申請作業には不安がある』というIT導入支援事業者もいるでしょうから、外部に支援を依頼するメリットは十分にあります。

また、『申請の手間を軽減させたいIT導入支援事業者』の方が、外部支援者に依頼するメリットも大きいと思います。

まとめ

以上、「IT導入補助金の外部申請支援サポートは頼むべきか？」について解説しました。
IT導入補助金は独自の申請制度を取っているため、外部支援が入りにくい構造だと思われていますが、『IT導入支援事業者が申請手続きに不安がある』場合や『IT導入支援事業者が申請の手間を軽減させたい』場合などは、外部の支援者の協力を得ることも十分にメリットがあると考えられます。

当事務所ではIT導入補助金の支援を行なっております。
経産省認定の認定支援機関ですので、お気軽にお問合せください。

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