IT導入補助金の申請から受領まで
今回はIT導入補助金の申請から受領までのスケジュールについて確認していきます。
IT導入補助金では他の補助金に比べて、比較的早いスケジュールで手続きが進んでいきます。
補助金を受領できるまでには、どれくらいかかるのかを確認しておきましょう。
IT導入補助金の全体の流れ
IT導入補助金の全体の流れとしては以下のようになっています。
・申請(交付申請)
↓
・審査
↓
・交付決定(採択)
↓
・補助事業の実施
↓
・実績報告
↓
・審査
↓
・補助金額の確定
↓
・補助金の交付
↓
・事業実施効果報告
期間の目安
では、これらの手続きを行う際の期間の目安を見ていきましょう。
例として2023年の第5次公募のスケジュールを見てみましょう。
・申請締切日
2023年8月28日
・交付決定日
2023年10月12日
・事業実施期間
交付決定~2024年3月29日
・実績報告期限
2024年3月29日
となっております。
まず、申請締切日から交付決定日(採択発表)まで、およそ1ヶ月半ほどとなっています。
それから、補助事業実施の期間が、交付決定日から約6ヶ月間。
実績報告の期限は、補助事業実施期間と同じとなっております。
実績報告を提出してから補助金を交付してもらえるまで、約1〜2ヶ月と想定すると、申請締切日から補助金交付までは、最大で10ヶ月ほどと考えておいても良いでしょう。
また、事業実施から実績報告までをスムーズに行い、交付決定から実績報告までを1ヶ月ほどで出来れば、最短で申請締切日から補助金交付までを4ヶ月ほどとすることができるかもしれません。
ただ、これは一例ですので、それぞれの応募回のスケジュールを必ず確認するようにしてください。
補助事業の実施
ここで補助事業の実施について少し解説しておきます。
補助事業の実施を早くすることで、補助金交付までを早めることができますが、ここで時間を要してしまうこともよくあります。
補助事業の実施とは、
・ITツールの契約、発注
・ITツールの納品、導入
・ITツールの代金支払い
のことです。
どういったITツールを導入するかは、応募申請時に決めておくのですが、実際の契約や発注は交付決定後にしか行えません。
そこから、ITツールの導入ということになるので、IT事業者によってはそれなりの時間を要することになります。
ITツールの導入までのスケジュール感については、事前にIT事業者としっかり話し合っておくことをお勧めします。
また、事業の実施期間には期限がありますので、本当に期限内に間に合うのかも、IT事業者と事前にしっかりと打ち合わせしておきましょう。
まとめ
以上、IT導入補助金のスケジュール感について見てきました。
IT導入補助金は比較的にスパンの短い補助金になっておりますので、期限内に全てを完了させることが可能かを、事前によく検討しておくことが大切です。
当事務所では、補助金の申請支援を承っております。
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