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補助金はすぐにはもらえない
補助金をもらおうと思った時に、必要な手続きは「申請」だけではありません。
「申請して合格したら、すぐ補助金はもらえますか?」
というご質問をよくいただきますが、答えは「NO」です。
すぐにはもらえません。
補助金をもらうためには「申請」の他に「交付申請」と「実績報告」という大変な作業を乗り越える必要があります。
補助金の種類によって、手続きは異なります。
このページでは「事業再構築補助金」「ものづくり補助金」を想定したお話をいたします。
※小規模事業者持続化補助金では「交付申請」は「申請」と同時に行うので、それほど大変ではありません。
交付申請とは
交付申請とは、「採択後」に行う補助金額に関する審査のことです。(正確には審査に係る申請)
「採択」の時点では、まだ「金額面」での合格はもらっておらず、①交付申請を行い、②審査に合格して、③『交付決定』となり、初めて金額面でも合格となります。
審査と言いましても、事業計画書の審査のように、合格率〇〇%といったものではなく、「申請された経費は本当に補助事業に必要で適正な金額か」を審査するものです。
ですので、適正な経費金額を申請していれば、合格するものとなっております。
しかし、適正な金額であることを証明するために、見積書や相見積書を集めたり、交付申請書に必要事項を記載していく必要があります。
見積書等には細かな決まりがあり、条件を満たしていない見積書では、審査に合格することはできません。
「交付申請がこんなに大変だとは思わなかった。せっかく採択されたけど、補助金を辞退するかもしれません。」
と、心が折れる事業者様もおられるほど、面倒な作業となります。
(せっかく採択されたのですから、交付申請を理由に辞退するのは本当に勿体ないです)
実績報告とは
実績報告とは、補助事業完了後(事業に係る経費の支払いが全て完了後)に、「このような工事をしたり、機械を買って、〇〇円を支払いました」という報告になります。
この実績報告をして、審査に合格することで、ようやく補助金の支給となります。
先ほど、交付申請は大変だと申し上げましたが、実績報告はさらに大変です。
必要な書類の数が数倍になり、とても煩雑な作業となります。
ここまで来たら、さすがに「辞退したい」という方はおられませんが、非常に苦労される方が多いのも事実です。
<参考>
交付申請に必要な書類の一例:見積依頼書、見積書、相見積書、見取図、カタログ等
実績報告に必要な書類の一例:見積依頼書、見積書、相見積書、見取図、カタログ、注文書、注文請書、完了報告書(納品書)、検収書、写真、請求書、振込明細等
交付申請・実績報告も支援いたします
当事務所で、補助金申請代行(支援)をご依頼された場合、交付申請と実績報告も支援させていただいております。
「補助金申請支援って、普通は補助金がもらえるまで支援するんじゃないの?」
と思われるかもしれませんが、支援内容は支援業者ごとに様々です。
「あ、ここは安い!」
と思っても、事業計画書の作成のみだったりすることもありますので、専門家に支援を依頼する場合は「どこまで支援してくれるのか?」を確認することをお勧めします。
また、逆に「交付申請と実績報告は自分でするから、安くしてほしい」というご提案もお断りしております。
補助金をもらえるまでは、しっかりと支援させていただくというのが、当事務所のポリシーでもありますので、交付申請と実績報告まで支援させていただきます。
当事務所の支援内容には、補助金受領後の毎年の事業化状況報告は含まれておりませんので、ご了承ください。
補助金に関すること、
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(※経産省の補助金が主となります)
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