結論
補助金申請支援をしている専門家は「コンサルタント」「税理士」「公認会計士」「中小企業診断士」「行政書士」等、多岐に渡っておりますので、「一体誰に頼めばいいのか?」と迷ってしまうのではないでしょうか?
結論としては・・・「資格は関係ない」と私は思っています。
結局は「その人次第」ですので、資格云々より「個人の資質」の方が重要です。
「そんな事言ったら元も子もない!選びようがない!」
と怒られるかもしれませんので、私なりの選び方を述べていきたいと思います。
では誰に頼むべきか?
私が考える支援先の見つけ方は下記の3つになります。
- 補助金申請を得意としているか
- 自分と相性が合いそうか?
- 分かりやすいか?
最低条件は補助金申請が得意であること
先ほど「資格は関係ない」とお話ししました。
ですが、「税理士であれば数字の部分をうまく作れる」「中小企業診断士は事業計画書の作成に慣れている」「行政書士はミスなく書類作成をしれてくれる」等の話はよくネットに載っています。
たしかに資格の特性を考えるとそうかもしれませんが、正直に言いますと「補助金申請を専門にしていれば、それらの事はみんなできるはず」なのです。
知識の深さの違いはあれど、それぞれに補助金申請に必要な知識を十分に持ち合わせているはずです。
逆に補助金申請支援を得意としていない場合は、どんな資格を持っていたとしても、適任ではないと思います。
顧問の税理士に「補助金を申請したい」と相談して、やんわり断られたことはないでしょうか?
顧問税理士の多くは「税務申告」が専門ですので、補助金申請までやっている所は少ないかもしれません。
やった事がないと、いかに税理士といえど分からないのです。
それはどんな資格を持っていたとしても同じです。
支援先を選ぶ際はまず「補助金申請を得意としているか?」で探しましょう。
自分と相性が合うか?
次に探すポイントは「自分と相性が合いそうか?」です。
事業計画の策定は簡単ではありませんので、事業者様と支援者の信頼関係の構築がとても大切になります。
うっかり自分と相性の合わない人を選んでしまうと、大変な苦労をするかもしれません。
支援先を探す場合、「紹介してもらう」か「インターネットで探す」が大半だと思います。
「紹介してもらう」場合は、お知り合いからでしょうから、相性が合うことは多いです。
やはり類は友を呼ぶと言いますか、紹介で繋がっていく人たちは相性がいい場合が多いようです。
しかし、ツテがない場合は自分で探すしかありません。
今時はインターネットで探すことが多いでしょうから、検索していくつかのサイトを拝見されてみてください。
検索してみると本当に様々なサイトがありますが、サイトというのは案外その人の性格を映し出しているものです。
デザインや文章などで、その人がどんな人かを透かし見ることができます。
(もちろんサイトを外注している人も多いでしょうが、どんなデザインにしたいかや、どんな文章にするかは自分で考えるでしょうから、なんとなく分かるものです。)
(ちなみに当サイトは代表の私古瀬がサイト作成も文章作成もやっています。)
サイトを見ればなんとなく「この人は自分に合いそうだ」と感じ取れるのではないでしょうか?
例えば、当サイトでは「丸投げ依頼」はお断りしておりますが、「丸投げOK」と謳っているサイトもあります。
どの支援者が優れているかまでは分かりませんが、自分に合う人かどうかは感じ取れるかと思います。
分かりやすいかどうか
最後のポイントは「サイトの説明が分かりやすいか?」です。
サイトを見て「ああ、このサイトは分かりやすいな」と思えば、事業計画書の作成も上手いかもしれません。
事業計画書作成において大事なポイントの一つに「分かりやすい」という点があります。
と言いますのも、補助金審査の審査官は「1つの事業計画書にそれほど時間をかけられない」からです。
どれほどの時間がかかるかは審査官次第ですので、一概には言えませんが、現在多くの補助金申請がある中で、審査官は限られた時間で沢山の事業計画書を見なければいけません。
ですので、「言いたいことを分かりやすく伝えてくれる事業計画書」は高得点につながりやすいのです。
加点項目を沢山記載していても、それが伝わらなければ意味がないからです。
分かりやすく書く事はとても大切で、しかもとても難しい事でもあります。
分かりやすい文章を書けるという事はそれだけで優秀な証拠と言えるでしょう。
ぜひ皆様の支援先探しの参考にされてみてください。
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